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2024年12月12日(木) 06:21 JST

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日常のできごと

  さて、いよいよ夏本番ではあるが、欧米に比べて、梅雨の分いささか損をしているというか、日本の夏は短い。

そもそも、日本の夏は、その地域で最も気温の高い3ヵ月間を夏を言っているようだ。
しかし、西アジアから西ヨーロッパにかけて、また、北アメリカの広い地域では、夏至から秋分までの1年の1/4の期間を夏としている。
これは西洋占星術の伝統を受け継ぐもので、太陽が春分点を通過する(太陽黄経0度)時期を春の始まりとしていた。
この考え方によれば、夏とは、太陽が黄経90度から180度に至るまでの期間、すなわち、かに座からおとめ座を通過する期間となる。
現代、北半球の夏の正式な定義も、これに従っている。
だが、海洋性気候の日本においては、西洋占星術のそれとは少し季節がずれるのは、いたし方がない。
短い夏を満喫しようと思う。